衣裳仕入れのウソ、ホント

DSC_0073結婚式にレンタル衣裳は欠かせません。

花嫁様に限らず、新郎様、ご両親、ご親戚と結婚式では何かとお世話になるのが貸衣裳です。

最近は花嫁様に限っては、レンタルに及ばず、セルドレスやオーダーメイドのドレスをお召しになる方も増えていますが、これらは後の保管に苦慮しますので、やはり圧倒的にレンタル衣裳が多いでしょう。

皆さんの地域にも色々なレンタル衣裳店があると思います。

それぞれに特徴があるかも知れませんし、価格帯もそれぞれ違う事でしょう。

レンタル衣裳店では、独自に衣裳を自社で作っているところはほぼありません。

ほとんどが仕入れるのです。

色々な衣裳店があるにも関わらず、実は全国の多くの店舗が大体同じ卸から購入しているという実態があります。

結局は、購入しているところが同じなので、実は店舗ごとにそれほどの相違は無いのです。

何を、どれだけ購入するか、それだけが違いの1点です。

更に、同じものでもいくらで売るのか、そこが最大の違いになってきます。

着物やドレスの卸のほとんどは京都に集中しており、大手は数社に限られます。

値段の差はなぜ出てくるの??

安価に購入したい衣裳店はやはり大手で購入するのことがスタンダードです。

小さいところですと、どうしても1点当たりの単価は上がってしまいます。

大手で大量購入すれば、1点当たり1万円を切って購入することも可能です。

その為、購入する卸も限定され、ほぼ似たようなものしか揃わないと言う事態がそれぞれの違う店舗で起きてしまいます。

もちろん、それぞれ特色を出す為にデザイナーズブランドを入れたりしますが、数量で言えば僅かで、繁忙期に借りられることは稀です。

しかし、デザイナーズブランドと言っても、桂由美レベルならともかく、最近はデザイナーとしては、疑問符が付かざるを得ない芸能人が多いと言うのは気になるところです。

良くそういった衣裳も見せて頂いたりするのですが、別段珍しくもなく、特徴もなく、ただのウェディングドレスでしかありません。

多分、わざわざ口にしないと誰も理解してくれないのかなと言うレベルです。

人とは違うものを探すには

そんなほんのした特色だけで、後はどこへ行っても同じでは食指が動かないのが正直なところです。

単純に言えば、仕入れも大手が安価で良いなら、品揃えが同じである場合、レンタル衣裳店も大手が安価だと言う事になります。となると、大手ばかりがどんどん儲けて、中小関連の衣裳店は特色を出したくても、その予算に苦慮すると言うことになります。

その為、どこへ行っても同じような衣裳しかないと言う事態が永遠に改善されずにいる訳です。

独自の仕入れルートを頑張って作っているところは、最初は評判を呼びますが、継続的にやっていくのは難しいらしくすぐに潰れます。海外のルートを持っている店舗はお洒落はお洒落ですが、日本人の誰が着ても似合わないと言う事態が発生し、レンタルするには相当の勇気がいると言った体で、ここもまた潰れていきました。

一種、慣習的でもある衣裳店の悪しき慣例は、大手自体が改革を目指して動かない限りは、常に旧態依然とした体制しかとれないと言うのが現実です。

しかし、それではユーザーもたまったものじゃありません。

しかも、仕入れが1万円、レンタル料は15万円なんてザラの世界ですから、常にユーザーは食いものにしかされません。ドレスではなく、着物の場合は稀に異常な高級品があることがありますが、高過ぎてレンタル料が安くても、気が引けて誰も借りたくないでしょう。

私は知ってしまった!!

私が見た中で一番高い色内掛は3千万円だとか言ってました。

誰が着るんだ?と思いましたが、やはり金はあるところにはあるんですねぇ。

後日レンタルしている人を見ましたが、老舗の和菓子店の御曹司の花嫁様でした。

着物だけでなく、付属品にも高価なものはあります。

その中でも特別なのはダイヤをあしらったティアラなどではなく、かんざしなのです。

べっ甲造りのものでも1千万円を超える代物がありますし、色かんざしは、更に値が張るものがあります。

余程のお得意様でない限りはお金を積まれても出さないそうです。

じゃあ、仕入れなければ良いのにと思いますが、資金が潤沢にあるとそういう贅沢で余裕のある仕入れも可能になっちゃうんですね。

気の毒なのは美容師さんです。

そんなかんざしを持ってこられた日には、嫌な汗をかいて、手が震えて仕事にならないほど迷惑みたいです。

とは言っても、最近は和装が極めて少ないですし、あっても洋髪でするケースがほとんどなので、高価なかんざしは宝の持ち腐れと化しています。

いらないなら下さいと言ってみましたが、もちろん却下されました。

そうして私の億万長者の道は断たれた訳です。

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