結婚式に関わる価格の真実

えび料理結婚式のイメージと言うと、やたらとお金が掛ると言うものではないでしょうか?

パック料金でも安くて150万円、高くて450万円と言った感じで、楽勝で車が買えちゃう価格です。

車や物であれば残りますが、結婚式は泡の様に消えていきます。

パック料金は決してポッキリではなく、金額以上に色々なお金が別途掛ってきます。

思いを遂げようとすると、オプションの嵐で、結果最終的に700万円、800万円と信じられない金額が掛ってきます。

それ以上に、新婚旅行、新居の確保、新居の生活用品など、結婚に際する費用は1000万円を超えるなんてザラです。
改めて考えると、恐ろしい金額ですね。

価格設定に不満ありませんか?

皆さんは、この婚礼の価格を適正だと感じますか?

パックであっても、提示金額の70%は料理飲料の金額にあたります。

しかし、今や多くの皆さんが、外食でイタリアンやフレンチ、懐石料理の店を利用するでしょうから、この価格がいかに異常なのか判ると思います。

どの店で外食しても、現在はディナーでも高くて5000円、安くて3000円程で食べられます。懐石料理は多少値が張りますが、それでも1万円もあればお釣りがきます。

仮に50名で、250万円のパックを利用したとしましょう。

これで考えると、一人頭5万円になります。

約70%が料理飲料だと考えると、一人分の食事代金は3万5千円です。

今や、そんな金額で食事をだしている店などありません。

60%で計算しても、一人頭3万円の食事となります。

もちろん、都内では無理ですが、地方ならちょっと良い寿司店に行っても2~3回は行けるほどの金額です。

私は、色々な婚礼を見てきました。

同時に料理もさりげなくチェックしていますが、どれほど高く見積もっても5千円が良いところです。それでも充分利益が出る程度の材料と、調理法です。

ホテルであれば、これにサービス料10%、消費税8%、特別地方税10%が掛りますが、だからと言って、一人頭3万円を超えるのは異常と言えます。

もちろん、飲み放題ですが、飲み放題のお店の価格を見れば判ると思いますが、そこまで上乗せしないといけないところは無いと思います。

プロによる適正価格

せっかくですから、一つ適正な見積もりを出してみましょう。

設定は、50名、衣裳はドレス2点、新郎はタキシード1着、写真は3ポーズ、卓5と言う感じ
です。

1、 料理 1人5000円×50=25万円
2、 衣裳代金 30万円
3、 美容代 10万円
4、 引き出物 1人3000円×50=15万円
5、 飲み放題 1人2000円×50=10万円
6、 写真 1ポーズ2万円×3=6万円
7、 卓花 2000円×5=1万円
8、 ブーケ 10000円×2=2万円
9、 挙式 10万円
10、メニュー 200円×50=1万円
11、席次表 500円×50=2万5千円
12、招待状 1000円×50=5万円
13、キャンドル 1万円+500円×5=1万2千5百円
14、司会料 3万円

と、ざっと¥1,217,500となります。

これは割と高く見積もってみた場合です。

これに会場貸切料10万円を入れても、130万円程度が良いところです。

平均的に一番安価なパックと言われる150万円にすら届かないのです。

美容代金も、外部業者に頼めば、ドレス2着では色直しはヘアーのチェンジだけですので、7万円ほどでお釣りがきます。

司会料の相場は、東京以外は、司会事務所で3万円、局アナ(ローカル)やラジオなどアナウンサークラスで5万円が相場です。

引き出物を良くしたり、イベントを多少増やしても、精々がプラス20万円ほどで、一番安いパックで収まる筈です。

しかし、実情は一番安いパックには何も付いておらず、何かとオプションでプラスせねば普通の婚礼の体裁にすらなりません。

結果、150万円のパックでも倍額は覚悟する必要があります。

婚礼の価格は、婚礼そのもの以外もあってないようなものです。

レストランなどで、業者の手配を全部自身で行えば、100万円以下の婚礼も不可能ではありません。

上手くいけば、6~70万円程度で出来たりもします。

今まで見た一番酷いケースは美容師で、お客様は白無垢、色内掛け、ウェディングドレス、カクテルドレスの4着の予定でした。この段階でベースの金額は50万円です。

それに加えて、写真撮影の場で、白無垢と色内掛けを脱がしたり、掛けたりする度に3万円を加算していくと言うとんでもない人がいました。内掛けと言うものは、特に写真撮影の場では「掛ける」だけなのにです。

要は、内掛けをはおらせただけで万単位のお金を取っていた訳です。

最終的に、このお客様は美容代金だけで80万円ほど掛ったようです。

あり得ない金額ですね。実際に対価に見合ったものであれば納得もいくのでしょうが、現実はこんな程度の仕事で、これだけ高額のものを取っていく訳です。

流石にここまでがめつい美容師はもういませんし、他の業種もここまでは酷くありません。

ですが、婚礼は足元を見られ易いのです。

当日になってしまえば、無いと言う訳にはいきませんから、業者も会場も色々とやり放題です。

衣裳にしても同様です。

15万円でレンタルした衣裳でも、買付価格は1~2万円です。

1回借りてもらえば、充分儲けが出る訳です。

どの衣裳も一回出れば、捨てたとしても利益が出るほど買付価格とレンタル料の差異があるのです。

ですので、衣裳店はお客様を紹介すると、紹介したお客様に10%ほど割引して、更に40%程のリベートを払うケースが普通にあります。価格から50%引いても充分利益が出ると言う訳です。

婚礼はこの様に適正価格など存在しません。

ユーザーが判らないことを良いことに、好きなように金額を付けている訳です。

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