婚礼に関わる専門学校と資格の真実

1髪型

不景気の世の中になった昨今では、資格流行りになっています。

それに呼応するかの様に、これまでなかった資格が次から次へと登場しています。

基本的に国家資格の種類はそれほど増加していませんが、民間資格と言うものが非常に増えているのです。

しかし、国家資格でさえ、取得したところで何の役にも立たないものも多くある中で、民間資格となればほぼ役に立ちません。

それでも、次々と民間資格は増え、それに応じて専門学校も増加しています。

それはブライダル業界にしても同じです。ブライダルの資格と言えば、ほとんどがブライダルプランナーの資格です。

それ以外では、ブライダルアテンドやブライダルフラワーアレンジなどの資格もあります。

また、直接的ではないにせよ、多少ブライダルに関連する専門学校にはホテルマン養成の学校もあります。

関わると言う観点では、カメラマンの為の専門学校や写真大学、ヘアーメイク着付けの為の美容師免許、着付け免許、メイクアップアーティストの免許、エステティシャンやネイルアートなどの免許、調理であれば調理師免許、衣裳店であればカラーコーディネーターの資格など、細かいものも入れれば今では枚挙に暇がないほど、ブライダルに関連する資格があります。

ですが、残念ながらこの中で役に立つ、持っている事で多少の知識と実力があると判断出来る資格は美容師免許、着付け免許、エステティシャンの免許位です。

これらの免許は、実務中心で理論云々や方法論などで取得できるものではないからです。

とは言っても、これらの資格も取得後にシッカリ学んで、実地で経験を積まねば役に立つ人材にはなれません。それが、頭からあるだけ無駄と考えられるその他の資格は言うまでもなく、採用時点で素人としてしか判断はされません。

例えば、ブライダルプランナーで言うと、結局は就職する会場によって方法論も、出来ること、出来ないこともそれぞれなので、学校で画一的に学んで、基礎的なことを覚えたところで、会場ごとの決まりごとに則って案内するしかなく、結局基礎の知識自体が役に立たないのです。

また、お客様のご要望は実に様々で、結局は実地で覚えていかねば何の足しにもならない訳です。

ブライダルアテンドなども同様です。アテンドに求められるのは本番での臨機応変さと応用プラス接客ですので、そういうことは学校では学べません。現実に仕事としてお客様に対して初めて身に付くものなのです。

部分的に携わるだけの業種は、そもそもブライダルを念頭においては学びませんので、これまた実際に本番の婚礼に接してみて、アシスタントとして色々な場面を経験し覚えていくしか方法がないのです。

ただ、どの業種も現在は人手不足で、割と資格取り立ての経験不足の人間に一任したりすることも少なくありません。

そういう人間に運悪く当たると、婚礼そのものがその担当者の自己満足や、感動で終わってしまい、お客様は満足出来ないと言ったケースもままあります。

担当者は申し出れば変えることも出来ますので、「あ、この人経験不足でやばそう」と感じたら迷わず、申し出ることが得策です。専門学校に行っている様な人達は夢見る人達で、現実の社会や業界に接していないので、頭の中には自分自身の夢や希望しか入っていません。

お客様の夢や希望を汲み取り、お客様の立場やお客様サイドに立った客観的な判断が出来ない事が多いのです。

また、資格に絶対の自信を持っているので、資格をとった時点で一人前だと勘違いしている人も少なくありません。

そうなると、いかにも解った様な体で接してきますので、式場ごとの決まりごとや、方法論を念頭に入れておらず、約束事が空振りに終わったりし兼ねません。

特に技術職以外の職種は、経験を積んでも成長を推し量る秤がありませんので、全く成長の見られない人も多々存在します。
中々、見極めるのは 困難だと思いますが、これらの業種はブライダルの中核を担うものが多いので妥協せずに進めて頂けたらと思います。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ