好きな音楽をかけることが出来なくなる!!

しんろう

結婚式と言うと、入場や、色直し退場、キャンドルなどの様々な場面で自分の好きな音楽やお二人の思い出の音楽などを掛けたりすることと思います。

また、スライドショーや、エンドロール、ビデオなどにも好きな音楽を挿入することでしょう。

ですが、もしかしたらそれらが全て出来なくなるかも知れないと言う危機に現在直面しています。

もちろん、まだ決定事項ではありませんが、これまでの婚礼業者の好き勝手な著作物の乱用によって、この事態が招かれてしまったのです。

また、お二人の親友や同僚の方が作製して披露するお祝いビデオやプロフィールビデオなども原因の大きな部分を占めています。

まず、婚礼業者側が作った原因は、エンドロールや、ビデオ、スライドショーなどに、好きな歌、ご希望の歌を入れますと謳ってこれらを売りに出したことにあります。

披露宴は、極めて私的な場所であり、そこでどんな音楽が流れようが、流そうが、個人レベル且つ私的な場所でならば何の
問題もありません。

しかし、作り手側は商売ですので、他者の著作物を利用して利益を得ていると見なされますので、こちらは本来大問題である訳です。

それでも、個人的に著作権に詳しい知人を通して調査したことがあるのですが、有名無実で日本著作権協会は大々的にそのことを前面に出してやらない限りは基本的には関与しない姿勢であると言う事でした。

つまりは、好きな歌を入れますよー

希望の曲を何でも入れますよー

と宣伝しなければ放っておくと言うことだったのです。

これは裏話中の裏話です。

また、日本著作権協会は海外の著作物に関しては基本的に関与しないとの事でしたので、要は海外アーティストのそれほどメジャーではない曲を使用していれば、こんな話は出て来なかったのです。

それを自身に権利がない、ましてや他者の作ったものを使用する事自体を売り文句にして商売をすれば、いずれストップが掛るのは当たり前なのです。

もっと細々とちゃんと考えながら行っていれば避けられた事態なのですが、彼等は自分達が利益を上げることが出来れば良いと言う短絡的な考えしか持っていなかったのでしょう。

次の原因は、お二人の親友や同僚の方達によるビデオにあります。

こちらでは、面白くしようとしている気持ちは判るのですが、音入れだけでなく、実際の有名人の映像や写真などを使用していることに端を発します。

しかも、こちらは海外メディアのニュース映像や、映画の映像、また同様に国内のニュース映像やCM映像などをそのまま二次使用している事に大きな問題があるのです。

加えて、オリジナリティの欠如で、現在では誰でもかれでもがこの手の画像使用をして作製したものですから、大問題です。

音楽だけならここまで騒がれなかったのですが、映像に関しては特に海外メディアは神経質な為、この事態を招いた訳です。

何も考えずにオバマ大統領のニュース映像を使ったり、CNNなどのニュース映像をそのまま使ったり、更には映画などの映像を使用したりが日常化すれば、流石にお目溢しはしてもらえません。

最近著作権に敏感になってきた現実

昨今は特にコピーに対して神経質になっていますし、有名人には肖像権もあります。

個人的なものだからと言って、家で鑑賞するレベルではないので許可はされないと言うのが実状です。

この二つの著作権無視、肖像権無視の行為によって、海外筋からクレームが入り、そのことで著作権協会が重い腰を上げて、調査検討する事になったのです。

その事で、本来ならば何の問題もなかった会場に流す音楽にまで問題は波及し、それ自体も商売を行っている会場側が、式披露宴と言う売り物の中に組み込んだ一つの商行為ではないかと言う議論が挙がった訳です。

これは、これから結婚式をしようと言うお二人にとっては降って湧いたような災難であるとしか言えません。

もし、これで本当に結婚式で好きな音楽すら流せないなんて事態になってしまったら、本当に残念でなりません。

しかも、それはこれから結婚するお二人には何も起因することがないにも関わらずですから、原因を作った該当者にはもっと思慮深く行うべきだったと反省を促したいところです。

もちろん、経緯次第ではそうならない可能性も充分残されていますが、同じ様にこれからもずっとこういう行為を行う人達が消えない限りは、いずれそうなる日も遠くは無いのかも知れません。

これから結婚をする方には、こう言う事にも留意して、そういう業者には依頼しない、知人がビデオを作ってくれる場合は、「こんなことがあるから、そういう映像は入れないで」と注意を促して頂ければと思います。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ